今月は毎週末にTRPGをやっておりますが、今日はハリポタの方です\(^o^)/
お題目は謎のプリンス、進行は甘木さんです。
6年生になったレイブンクローの女の子ドロシー(羽鳩ちゃん)、スリザリンの男の子オリバー(甘木さん)、ハッフルパフの男の子メルヴィン(Hさん)、グリフィンドールの女の子パトリシア(僕)は、冬季休暇をそれぞれの家庭で過ごし、ホグワーツ特急で再会しました。
会話の中、オリバーは以前ホグズミードで購入した惚れ薬がふたつ消えてしまったと不満げに語りました。
おまえが盗った盗らないで喧嘩を始めるふたりをドロシーとパトリシアはほのぼのと眺めます。
ホグワーツはバレンタインも近いということだけあって、男女の仲睦まじい光景が目立ちます。
特にグリフィンドールの男子生徒ロンはラベンダーにぞっこんのよう。
でれでれと締まりのない顔をするロンに、4人は呆れてしまいました。
授業が始まってしばらく経ったある日のこと。
それぞれの授業を受ける4人に、声を掛ける者達がおりました。
ドロシーにはひとつ先輩であるスリザリンの男子生徒アンドリュー・ドロホフ、オリバーにはひとつ後輩であるレイブンクローの女子生徒ジーン・ロジエール、メルヴィンには同級生であるグリフィンドールの女子生徒ギレーナ・ルックウッド、パトリシアには同級生であるハッフルパフの男子生徒ニコラス・マクネア……4人はそれぞれ好意を寄せているのだそうですが、始まるのは恋か、それとも……。
唐突に全員が告られ始めて、動揺しました!
何事!?∑(゚Д゚)
特に、メルヴィンくんに猛アタックしたギレーナちゃんが唯のイケメン過ぎて如何しようかと思いましたよ……壁ドンからの養ってあげるわよ発言。
す、凄いオットコマエ……。
あと個人的に、一匹狼なアンドリュー先輩と大人しい系ドロシーちゃんとの組み合わせがどツボだったので、ほんと誰かこのお話の続き書いてって思いました……不覚にもときめいてしまったじゃないですか!_(:3」z)_
当然のようにドン引くドロシーとメルヴィンに、素直に喜ぶオリバーとパトリシアに、反応は様々ですが、その夜、寮に戻った4人のベッドには小包が。
ドロシーにはオリバーからカエルチョコ、オリバーにはドロシーから王冠型チョコ、メルヴィンにはパトリシアからコインチョコ、パトリシアにはメルヴィンから妖精の羽チョコ。
知り合いからの贈り物に、ドロシー、オリバー、パトリシアは迷わず口に運びますが、メルヴィンはふと違和感を覚えます。
毎日のように顔を合わせているパトリシアがわざわざこんな贈り方するでしょうか……?
明日聞いてみようと思いながら、メルヴィンはチョコレートをそのままにベッドに潜り込みました。
さて翌日。
何やらオリバーとパトリシアの様子が変です。
オリバーはジーンを見つめては溜め息ばかり。
パトリシアはぼーっと頬を赤らめてニコラスを目で追っています。
あまりの奇行に声を掛けるドロシーですが、パトリシアの一言に凍りつきました。
「私、ニコラスに恋しちゃったみたい」
昨日の今日会ったばかりの人間に恋だなんて!
慌てたドロシーはオリバーに話しかけますが、こちらもこちらで重症です。
「僕は彼女と出会うために生まれてきたんだ、嗚呼マイプリンセス」
衝撃を受けるドロシーは必死でオリバーとパトリシアに呼び掛けますが、ふたりは聞く耳など持ちません。
互いのパートナーと仲良く話したかと思えば、幸せそうに占い学の授業へ走っていってしまいました。
唖然とするドロシーに、メルヴィンは昨日の奇妙な贈り物のことを話します。
ふたりの脳裏に、同じことが浮かびました。
ふたりの奇行はその菓子が原因では……?
え、何? 毒でも盛られたの?
そうなの??
困惑するドロシーと至って冷静なメルヴィンは早速調査を開始します。
今回は、ドロシーちゃんとメルくんが大活躍でした!
ふたりのために転んだり火傷したりしながら解毒薬の材料を集めるドロシーちゃん(ええ、友人の突然の豹変ぶりに動揺した羽鳩ちゃんがファンブル出しまくったんですよ…)といつになく頭が冴え渡ってどんどん捜査を進めていくメルくんには、ほんとに頭が上がりません。
初期値5%で探索成功させるメルくんほんと何なの……。
ふたりのお陰でオリバーくんとパトリシアがおかしくなった原因が見えてきました。
メルくんが食べなかったチョコレートの成分を解析した結果、中には何と惚れ薬。
……盛られましたね、惚れ薬(OvO)
解毒薬を手に、ふたりはオリバーくんとパトリシアを探します。
一方その頃、絶賛色惚け中のふたりは湖のほとりでデートです。
おまえら……(^ω^)
それぞれの口車に乗せられ、オリバーはジェーンに、パトリシアはニコラスに、昨年パッドフットからもらった大切なプレゼントを手渡してしまいました。
そして代わりにもらった銀の指輪をふたりは何の迷いもなく身につけます。
心なしか、ジェーンとニコラスの口元に怪しげな笑みが浮かびました……。
さてさて、ドロシーとメルヴィンが作った解毒薬によってまともに戻ったふたりは早速彼らの前に正座です。
これはもう謝るしかないですね……あとで反省会ですよオリバー、パトリシア。
ふたりが元に戻って大喜びするドロシーと呆れ返るメルヴィンですが、困ったことにふたりの指から銀の指輪が外れません。
何か闇の魔術がかけられているようです。
困るドロシー達ですが、ふと見ると中庭の向こうの廊下をこそこそと移動するあの4人組がいるではありませんか!
耳を澄ませば言い争う声。
如何やらスリザリンのアンドリュー先輩に対し、他寮の3人が反論しているようです。
「ねぇアンドリュー、もうこんなことやめようよ……」
「ジェーンの言う通りよ、あなたおかしいわ……」
「何かさあ、心痛むよね」
「煩いぞジェーン、ギレーナ、ニコラス。……こうするしかないんだ……こうするしか」
中庭のドロシー達は顔を見合わせました。
あの4人は、知り合いだったのでしょうか?
さらに聞けば、如何やら4人は家族ぐるみで付き合いのある子達だそうで。
スラグホーン先生の夜会に招待されたドロシーは同席していたアンドリュー先輩に、意を決して家族について尋ねてみました。
するとアンドリュー先輩は静かに身を寄せ、聴きたいなら指輪をしてと迫ります。
差し出されたのは例の闇の魔術がかかった指輪。
腹を括り銀の指輪を身につけたドロシーの耳元で、アンドリュー先輩は囁きました。
「俺の親はアズカバンにいるんだ」
その夜のこと、メルヴィンの持つパッドフットの贈り物とドロシーの持つパッドフットの贈り物があわや盗まれかける事件が発生しました。
さすが4人の手に余る問題に、4人は校長室へ相談に向かいます。
アルバス・ダンブルドアは4人に、ホグワーツに危機が迫っていること、これから自分が学校を空けること、そして知りたいことは憂の篩が知っているということを助言し、去って行きました。
4人は奪われたパッドフットの贈り物を取り返す方法とアンドリュー達の記憶を抜き出す方法を考えます。
果たして、アンドリュー達の目的とは何なのでしょう。
また、4人は無事にパッドフットの贈り物を取り戻すことができるのでしょうか。
今回のお話は本当によく作り込まれていて、さすが終盤に差し掛かったシナリオだなと思いました(*´ω`*)
本編を知っている方ならわかると思うのですが、マルフォイがそうであったように、子供ならではの苦悩とか葛藤とか、そういったものが描かれていて色々と心に残るお話でしたね。
あと、前半の茶番が最高過ぎたので、誰か本当にアンドリュー先輩とドロシーちゃんのほのぼの書いて……優しい世界(*´ω`*)
出会う時間軸と場所が違ってたら、もっと違う関係になったのにね……。
登場人物がどれも魅力的で、忘れられない思い出になりました。
素敵シナリオを考えてくださった甘木さん、色惚けふたりを見事救ってくださったドロシーこと羽鳩ちゃんにメルヴィンことHさん!
今日は本当にありがとうございましたッ!(>_<)
個人的に、全力で前半の茶番ができたので滅茶苦茶楽しかったです!
ああいう演技系の茶番、やりがいあって最高!
次回はいよいよ最終章part1ですね!
二部構成なので、前半のHさんファイトです!
また来年もホグワーツでお会い致しましょう(*´ω`*)
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